発展と忘れ物と筋肉痛
牛は少し不満そう・・・の人形劇。inキャナルシティー。

先日
ちこっとふれましたが
『ALWAYS 三丁目の夕日』を見ました。
つい最近ね
嫁様の元会社の先輩が教えてくれた昭和初期の映像
→http://www.youtube.com/watch?v=R_rOIBnzdcY&eurl=http%3A%2F%2Fswfblog%2Eblog46%2Efc2%2Ecom%2Fblog%2Dentry%2D479%2Ehtml
を見たばかりだったので
なんか「この時代って綺麗やなぁ」っち改めて思いました。
もちろん映画のほうは
最先端CGを駆使した、作られた映像なんやけど
それでもなんか綺麗に感じる。単純に。
この時代の人は心が豊かなんやろうか?
いや、「心が豊か」っちゅうか
「心が豊かになる」ために必要な材料が多く存在する
の方が正しい気がするな。

初めて見るTV。
初めて見る自動洗濯機。
初めて見る冷蔵庫。
近所の駄菓子屋さんには胸を熱くさせる玩具があり
食べたことのないシュークリームに想いをよせ
郵便配達員が運んでくるあの子の手紙を玄関で待つ。
聞いた話ばかりで、実態は全く解らない「都会」に夢を膨らませ
近所に生っている柿を盗み取っては、仲間で分けて食べる。
「日常にあるドキドキの期待値」みたいなもんは
確実に多かったんやろう。
うらやましいなぁ…。
なんかね
スーパーの特売で買った
無洗米をざざぁっと炊飯器に流し込み
「浄化済」の水を入れ
ボタンをポンと押して出来た米と
知り合いのおっちゃんが作った七分付の玄米を
ゴシゴシ母ちゃんが洗って
ばあちゃんが釜戸の火をおこして
「はじめちょろちょろ・・・」なんて教わりながら
オコゲのある米を比べたときに
それらを食べてる二つの家族を比べたときに
後者のほうが
彩りのある、綺麗な絵になるような気がするね。
自分の子どもが食べ終わった後に
米がお茶碗に残ってても、何が悪いのか感じにくいけん
お母さんも怒らんわな。
そんな食卓がどういう社会問題を引き起こすとかはわからん。
だけど僕はなんか嫌いや。
できれば贅沢をしたいし、楽もしたい
心地いいのは好きやしめんどくさくない方がいい。
でも
その単純な欲求が消し去っていった様々な作業の中に
「手間」とか「回り道」の中にしか存在しないなんかがあって
はっきりとは見えん「それ」を大切だと感じているのなら
今度はめんどくさがらずに、ちょっとづつ取り戻していけたらいいなぁ、なんて思ったり。
よし。
へへへ。
一昨日のボーリングで筋肉痛やけど
めんどくさがらずに歯磨きしよう。
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