ピンポンダッシュの舞台裏。
田舎の深夜 。
車が通らない道路やのに、いちいち出てくる信号の(→)マーク。
【祝 日本P.D奨励党設立】
まずは多くの方のご列席、心よりの感謝 を申し上げます。
私 が党首のしんいちです。どうぞよろしく。
さて、いよいよ大海原に向け
皆様からの力強い追い風を受けながらの船出となった我が『日本PD奨励党』ですが
ご存じない方のためにこの場をお借りして今一度、ご説明させて頂きます。
『PD』。
言わずと知れた『ピンポンダッシュ』の頭文字を取った略称でございますが
何故今、いい歳して『ピンポンダッシュ』なのか?
多くの方が未だ首をかしげているとのお話をよく耳にします。
ならば私は逆に皆様方に問いたい。
「あなたはここ数年、一度でもPDを敢行しましたか?」と。
我々人間は非常に弱い生き物です。
絶望的な場面とははるかに遠くかけ離れた
本当にささいなことにもいちいち落胆し
さもそれが《永遠に拭い去れない悲しみか》のように錯覚して
悲劇のヒロインよろしく、大いに塞ぎ込んでしまいます。
そして周りにいる家族、友人は心労で小さくなった背中を見、
引きずり込まれるようにシンクロし、共に小さな溜め息をつく。
申し上げました通り
対象はささいな不幸から生まれる『小さな溜め息』です。
それゆえ多くの方が一週間を待たずして忘れ去る事が可能ですが
極日常的に発生する『小さな溜め息』という負のエネルギーが
一生をトータルしてみるとけして少ない訳ではないのもまた事実です。
私は必死で考えました。
夜も寝ないで昼寝して考えました。
「一秒でも早く、屈託のない笑顔を取り戻すためには何が必要なんだ…」
…PD。
これだ、と。
沖縄 の珊瑚礁は台風が来ないと死んでしまうと言います。
荒れ狂う流れは、それまで“よどんで”いた海中に活力を与え
打ち寄せる波が海水に大量の酸素を供給するからです。
ありきたりの毎日に、あなたの目は“よどんで”いませんか?
小さな悩みが心の底に溜っていないでしょうか?
私達が若く、活力ある人間であるためには
「ドキドキすること」、これが絶対に必要不可欠なのです!
そしてその「ドキドキ」を活性化させる台風を
いとも簡単に誘発してくれる奇跡のイリュージョンこそ
我々が奨励する『PD』に他なりません。
想像してみてください。
計画する段階での罪悪感やとまどい。
敢行直前の張りつめた空気と不安 、胸の高鳴り。
他人の玄関にあるそのボタンを押した瞬間
はじけるように躍動する鼓動と運動会以来の本気 ダッシュ。
長い期間揺れ動く事のなかった心の深枢から揺さぶられます。
「ばかばか しい…」。
そう思うあなた、是非実際にやってみてください。
確実に心境は変化します。
当たり前にできる小学生では得られない禁断のカタルシスが
翌日からのあなたの表情を変えるのです。
なお、我が党のマニフェストでは
「一度押したチャイムは、二度と押してはならない」
と明記いたしております。
この公約で『襲撃』されたお宅の被害を最小限に抑えられることを確信しております。
「日本に元気を!国民に笑顔を!」
我が『PD奨励党』は
暗いニュースが飛び交う昨今であるからこそ
ニーズに答えた速攻性のある政策の実行が必要不可欠であると考える次第であります!
これ書いたの5年前。24の頃やな。
「ピンポンダッシュ」の曲を製作しとる頃の日記です。
CONKAのネタを探しよったら
こんなん出てきて笑ったわ。
ピンポンダッシュ、政党になっとるで。
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