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日々を奏でて三千里。

唄うたいしんいちのブログ。 気になるコトや頭にきたコト 喜びや悲しみやお茶漬けや秋ウコンまで。 音楽人としていかにあるべきかを 適当に綴った渾身の日記です。

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2006 竹宵終了

やおねぇ。


いやぁホントやおねぇわ(※大分弁で『楽なことではない』)



11月の4、5日は地元臼杵を代表する祭「竹宵」でした。

石畳に並べられた無数の竹ぼんぼりが
幻想的に白壁を映し出す、優美な2日間。
20061106161337.jpg
ですが


地元の人間はその雰囲気のひとかけらも味わうことはできません。
なぜなら・・・
200611061613372.jpg
夜店。



とにかく忙しかった。
竹を切りに行くところから始まり
切ったり割ったり穴ほいだり
オブジェ作って
竹並べて


市役所の人らなんかは準備期間は
毎晩1時~4時くらいまで作業してたらしいけんな。


竹ぼんぼりの本数がむちゃくちゃ多いので
片付けまで含めて、かなりの労力を要します。

実行委員の方の中には
「終わって一ヶ月は通常の仕事ができないくらい真っ白になる」
ってな話を聞きました。

・・・それ、大丈夫なんか??

とにかく
多くの関係者たちが死に物狂いで作り上げているこのお祭り。
「もういやじゃ!今年でやめじゃ!」なんか言いながら
結局みんないい顔してるんよな。


波風ないと珊瑚は死んじゃうからね。
よどまないためには、こんなんも必要なんかな・・・と最近思い始めた。





でね
今回は地元大分の大学生がヘルプスタッフとして
我が町の作業に加わってくれました。

こき使っちゃってごめんなさい。
おかげ様でなんとか赤字を出すことなく終われました。


だけどいいよな、なんか。

大学生くらいの年齢のときに
地域の町興しイベントを体験するっちゅうのは
大変やろうけど、非常に有意義だと思います。


自分の人生設計ってな
・自分
・配偶者
・子供
・両親
・仕事
・趣味
・お金
くらいの視野で考えるやん?


でも実際は違ってて
みんながその生活だけをしていくとすれば
町はもちろん
市とか県とか国とか星とか
成り立たないんよね。


組織っちゅうと聞こえは堅いけど
他人と関わっていく場面てのが
生活していく上では大なり小なり確実にあって


メンドクサイとかカンケーネーヨとか
確かに面倒くさくて関係ねーこともあるんやけど
そうやって隣にいる人との関係を無視して生きていくことが
どれだけ自分の不利益になって帰ってくるかを感じにくい世の中なんですわな


とにかく
近所の人たちが集まって
あーでもないこーでもないと話し合い
時には身銭を切りながら
一つのイベントを作り上げる過程を垣間見れた学生さんは

どんなことを感じて、何が変わっていくのやろか
ちょっと興味深いよな。


彼らが家庭を持って
実際に生活が始まった地域の中で
どんな風に町と関わっていくのかが楽しみやなぁとか
思ったり思わなかったり。






田舎はいいぜ、皆の衆。

| 日々を奏でる | 17:12 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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しんいちさんのHPからブログきました♪
プロフィールでびっくり…誕生日が同じ笑
ただそれだけです…笑

| Yuka | 2006/11/07 00:03 | URL |















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