嫁ネタ Vol.②
ので
立て続けですがもう一本
彼女にお手伝いしていただきます。
こないだね
彼女が晩御飯作ってる時
聞こえてくるわけですよ、台所から家庭の音が。
「トントントントン♪」
そう、まな板をたたく音です。
これがなにより幸せを感じるときかもしれません。
仕事あがりの疲れた体に染み渡ります。
「トントントン♪トントントぎゃぁぁぁぁ!!」
突然家中に響き渡る妻の叫び声。
楽園は一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図。
そう、包丁で指を切ったのであります。
しかも結構深く。
血が苦手なのか痛みが激しいのか
予想を遥かに上回る嫁のリアクション。
「あぁ!!ぎゃぁぁ!!しんくん!!げぁぁ!!血が!!」
んんん・・・。客観的に見ると、ゴメンけどちょっとひいちゃうな。
キッチンでバイトをしてた僕は「今こそ大黒柱の威厳獲得のチャンス!!」
とばかりに落ち着いて対処。
流水を患部に当て、その間に輪ゴムを指先に巻く。
ある程度出血が治まったら一応消毒をしてティッシュ、ラップで保護。
さすが俺。一家の主。
どっこい嫁は
僕の功績に感動することもなく
「出産の時っちこれより痛いんかな?まだ血が出るん?・・・信じられん」
と物思いにふける。
おい、なんかその変な疑問は。
日々が楽しいってことは
何にも変えがたい価値があって
うちの嫁はそれを知ってか知らずか
毎日のように、惜しげもなく提供してくれています。
今後も時々ココに書いていこうと思いますので
天然フェチの皆様、ようちぇけら。
ひと段落した後
なんとか仕上げた夕食も終わり。
きつめに巻いた輪ゴムのせいで、指の色が変わり
だんだん冷たくなってくる。

痛みもひいた嫁が
興味深そうにその指を「サワサワ」しながらポツリ。
「しんくんが死んだときもこんな感じかな・・・」
おいこら!!勝手に殺すな!!
| 嫁を奏でる | 00:59 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
しんいち(03/30)
熊本★、真衣(03/29)
さくら(11/13)
しんいち(06/28)
夢弦(06/27)