深夜のバイト。
腹ぺこの32才が引き寄せられた「ほっともっと」の灯り。
そこでちょっと面食らったのは
弁当屋さんが24時間営業しとることと
老眼鏡をかけた店員さん。
失礼やけど
ずいぶん前に還暦を終えられてるように見えた。
彼女は疲れを見せない柔らかな表情で
僕の弁当を丁寧に作ってくれた。
「遅くまでご苦労様です」
会計の際に声をかけると
「朝までなんですよ。がんばりますね」
はにかむような笑顔で応える。
なんというか
なにひとつこの人にかなわない
そんな想いがとっさに浮かんで
頑張れる素を頂きました。
290円ののり弁は
お袋の味でしたよ。
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